ハイジ (上) (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
美しいアルプスの自然を舞台にくりひろげられる,少女ハイジの物語.おじいさんと2人きりで山小屋に住んでいたハイジは,クララという足のわるい少女の遊び相手になるために,フランクフルトへゆくことに.ところが,ハイジは町の生活になじめず,山へもどってきてしまいます.不朽の名作をいきいきとした新訳でお届けします.
内容(「MARC」データベースより)
美しいアルプスの自然を舞台にくりひろげられる、純真な少女ハイジの物語。ある日、フランクフルトに住む少女の友だちになるためハイジは山をおりることになり…。不朽の名作をいきいきとした新訳でお届けします。
ヴィルヘルム・マイスターの修業時代〈上〉 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
舞台は,ゲーテが生きたのと同じ18世紀封建制下のドイツ.一女性との恋に破れ,演劇界に身を投じた主人公ヴィルヘルムは,そこで様々な人生の明暗を体験,運命の浮沈を味わう.文章,手法,構成のすべてにわたる完成度の高さに,ノヴァーリスが最大級の賛辞を捧げ,トーマス・マンが範としたドイツ教養小説の代表作.新訳.(全3冊)
内容(「BOOK」データベースより)
舞台は十八世紀封建制下のドイツ。一女性との恋に破れ、演劇界に身を投じた主人公ヴィルヘルムは、そこで様々な人生の明暗を体験、運命の浮沈を味わう。ヘルマン・ヘッセやトーマス・マンらが範としたドイツ教養小説の代表作。新訳。
クラバート (-)
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ヴェンド人の少年3人組で村から村への浮浪生活をしていたクラバートは、ある時から奇妙な夢を見るようになる。「シュヴァルツコルムの水車場に来い。お前の損にはならぬだろう!」という声と止まり木に止まった11羽のカラスの夢。 その声に従って水車場の見習となったクラバートは、昼は水車場の職人として働き、金曜の夜には12羽目のカラスとなって、親方から魔法を習うことになる。 『大どろぼうホッツェンプロッツ』や『小さい魔女』などで知られるオトフリート・プロイスラーが、ドイツとポーランドにまたがるラウジッツ地方の古い伝説を下敷きにして書いた『クラバート』。チェコのアニメ作家カレル・ゼマンによって映画化もされたこの物語は、ドイツ児童文学賞、ヨーロッパ児童文学賞などを受賞し、プロイスラー文学の頂点ともいわれる1冊である。 クラバートが足を踏み入れた水車場は、暗く多くの秘密を抱えた場所だ。新月の夜に現われる大親分の存在や復活祭の決まりごと。毎年の大晦日には仲間のひとりが犠牲となるなど、常に死の影がつきまとう。そこでの3年間の修行を経たクラバートは、「自分自身の意志の力と、ひとりの誠実な友の助力と、ひとりの娘の最後の犠牲をも覚悟した愛とによって」親方との対決を果たすことになるのだ。 宮崎駿が『千と千尋の神隠し』の下地としたという本書は、少年少女向きの軽いファンタジーではない。あらゆる世代を対象にした児童文学の枠を超える1冊である。(小山由絵)
はてしない物語 (下) (単行本(ソフトカバー))
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いじめられっ子の少年が、不思議な本の世界に入り込んで、数々の冒険を繰り広げる傑作ファンタジー。著者のミヒャエル・エンデ(1929-1995)は、児童文学という枠を越え、作品を通じて現代社会に対するさまざまな警鐘を鳴らし続けた、ドイツを代表する作家である。1979年に発表された本書は、『モモ』 『鏡のなかの鏡』とならぶエンデの代表作として名高い作品だ。 デブでチビの少年バスチアンは、古書店で目にした1冊の本に目を奪われ、たちまちその世界に魅了されてしまう。ファンタージエンという国を舞台にしたその物語では、女王「幼ごころの君」が病に倒れ、何もかも飲み込んでしまう「虚無」が王国を滅ぼそうとしていた。女王の特命を受けた主人公アトレーユは、その危機を救うべく探索の旅に出る。しかし、アトレーユの冒険の中には、読み手であるバスチアン自身の話までもが書かれていた。 幸いの竜フッフールをはじめとするユニークな怪物たち、古今東西の名作をモチーフにした挿話。そして、随所に挿入される「けれどもこれは別の物語…」という意味深長なキーワード。エンデの遊び心が存分に散りばめられた物語からは、世代を問わず誰もが、何度読み返しても、新たな発見を見つけ出すことができる。なぜなら、「幼ごころの君」が象徴するように、本書を通じてエンデが語りかけるのは、すべての人の心にある「永遠の子ども」に対してだからだ。本書にはまさに、果てのない物語が幾重にも広がっているのである。(中島正敏)
出版社/著者からの内容紹介
バスチアンはあかがね色の本を読んでいた-ファンタージエン国は正体不明の〈虚無〉におかされ滅亡寸前.その国を救うには,人間界から子どもを連れてくるほかない.その子はあかがね色の本を読んでいる10歳の少年-ぼくのことだ! 叫んだとたんバスチアンは本の中にすいこまれ,この国の滅亡と再生を体験する.
ぶたマン―洋上殺人物語 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
19世紀ドイツの知る人ぞ知る作家ヴィルヘルム・ラーベの最高傑作世界初の訳書!悠人「ぶたマン」が謎解く迷宮殺人事件とユーモアあふれる語り。
内容(「MARC」データベースより)
悠人「ぶたマン」が謎解く迷宮殺人事件とユーモアあふれる語り。19世紀ドイツの知る人ぞ知る作家ヴィルヘルム・ラーベの最高傑作長篇、世界初の翻訳。
ぼくたちもそこにいた (-)
内容(「BOOK」データベースより)
『あのころはフリードリヒがいた』の続編。優等生のハインツ、時代の流れに素直には従えないギュンター、そして“ぼく”―ヒトラー・ユーゲントに入団した3人のドイツ人少年が経験したことは?戦争へ突入していく日々を淡々と描く。中学以上。
内容(「MARC」データベースより)
ハインツ、ギュンター、そして「ぼく」。ヒトラー・ユーゲントに入団した3人の少年が経験したことは? 「あのころはフリードリヒがいた」の続編。1995年刊の新版。
暁の円卓〈8〉憤怒の歳月 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
20世紀の四次元幻想。秘密結社“暁の円卓”の動きはこれまでずっと戦争やテロとからめて語られてきましたが、ここにきて、「人類存亡の危機」が「戦争」によってもたらされるだけでないことも見えてきます。環境破壊や家族の崩壊によって、人類を滅亡に導くという別のシナリオがあったのです。「ゆらぎ、それが合い言葉だ!最初の標的は家族だ。それをたたき壊せ!古より家族は、あらゆる社会を安定させる要素となってきた。(中略)われらは、この計画を子どもや若者の頭に植え付けるのだ」。第一之書でベリアル卿が放った言葉です。「戦争」なら張本人を見つけることもできますが、いったんゆらいでしまった複雑な生態系や社会体系の危機は、「悪」の根を切り取るだけで簡単に修復できるものではありません。「ネシャン・サーガ」以来の作者の思想がここでもほの見えてきます。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
イーザウ,ラルフ
1956年ベルリン生まれ。コンピュータ・プログラミングの仕事のかたわらファンタジー小説を書きはじめ、作品がミヒャエル・エンデの目にとまり、作家デビューした。ドイツのシュトゥットガルト近郊に住み、ファンタジーと自然科学を融合させた独特な作家活動をつづけている
酒寄 進一
1958年生まれ。上智大学、ケルン大学、ミュンスター大学に学び、新潟大学講師を経て、和光大学表現学部教授。子どもに関わる表現全般に取り組みつつ、現代ドイツの児童文学、ヤングアダルト小説の研究と紹介を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ヌレエフの犬―あるいは憧れの力 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
ニューヨーク、作家トルーマン・カポーティのパーティで、彼らはお互いを「見出した」。エレガントなロシア人ダンサー、ルドルフ・ヌレエフとぶかっこうでパッとしない毛色の太った犬、オブローモフは。彼らの親しい関係は、ヌレエフの死を越えて存在し続け、オブローモフを思いがけない愛の証明へと駆り立てた。
内容(「MARC」データベースより)
エレガントなロシア人ダンサー、ルドルフ・ヌレエフと、不恰好でパッとしない毛色の太った犬、オブローモフ。彼らの親しい関係は、ヌレエフの死を越えて存在し続けた…。おかしくて悲しい友情物語。
魔の山〈下〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
理性を尊び自由と進歩を唱導するセテムブリーニ。テロと独裁によって神の国を実現させようとする非合理主義者ナフタ。2人に代表される思想の流れはカストルプの魂を奪おうと相争うが、ある日雪山で死に直面したカストルプは、生と死の対立を超えた愛とヒューマニズムの道を認識する。人間存在のあり方を追求した一大教養小説。
エスターハージー王子の冒険 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
繁栄を誇るエスターハージー伯爵家に一族存亡の危機が…そこで王子はお嫁さがしの旅に出た。
内容(「MARC」データベースより)
繁栄を誇るウサギ(ハージー)の一族、エスターハージー伯爵家に存亡の危機が。そこで王子はお嫁探しの旅に出た…。ドイツのベルリンを舞台に展開するウサギの冒険物語。